大雪による強制自粛
ここ数年の新潟のお正月はほとんど雪がなく、非常に動きやすい天気でした。
これも温暖化の影響かと、雪が少ないのは日常的には助かる半面、山水頼りで農業をしている方にとっては水不足の心配や昨年のようなカメムシの大発生などにつながることになりかねません。
そんなことを考えながら迎えた今年のお正月は、とてつもない大雪になりました。
ただでさえコロナによる自粛ムードでしたが、そんなことは関係なく身動きが取れないくらいに猛吹雪でした。
雪が寄せられた道路はみるみる狭くなっていき、歩道は見る影もありません。
歩ける程度に雪かきはするのですが、翌日には同じ高さまで積もってしまっていました。
次第に道路と歩道の間には「雪の壁」が出来上がっていきました。
百津屋の敷地内も積み上げた雪の山がいくつもありました。
めずらしく大雪に見舞われたので記録に写真を撮ってみたのですが、この時点ではまだ序章でした。。。
やまない雪
その後も雪は衰えることなく降り続けました。
そして、とうとう、玄関が無くなりました。
朝に外に出た母が驚いたそうです。
| BEFORE | AFTER |
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もはや雪を捨てる場所も無くなってきてしまいました。
それでも手の届く範囲は何とかしていたのですが、自分よりも高い場所、屋根の上には手つかずのまま雪が積もり続けました。
日に日に閉まりが悪くなる家のドア。雪の重みで歪みが生じているのでしょう。
初めての雪下ろし
このままでは万が一のことがあるということで、自分にとっては初めての「雪下ろし」をすることになりました。
家屋・倉庫・作業場と屋根にたまった雪の下側半分程度の雪を落としていきます。
下から見上げた雪の具合はこんな感じでした。
いざ屋根に上って同じ目線で見てみると想像以上でした。
社長がお手本を見せてくれます。
慣れない高所、滑りやすい足元、重い雪のかたまり。
普段使っていなかった全身の筋肉をフル稼働させての作業で疲労困憊でした。
翌日には強烈な筋肉痛に襲われながら、「翌日になるってことはまだまだ若い証拠かな」などと笑っていました。
降るべき時期にしっかり降ったということで、玉ねぎの”トウ立ち”や去年のような虫や病気の越冬を抑えられるのではないでしょうか。今年は例外のない気象が続くことを願います。
百津屋商店 代表:和田 一男
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