【マグホス】 リン酸・苦土で作物を丈夫で美味しく|肥料成分・効果・使い方 - 有限会社 百津屋商店

【マグホス】 リン酸・苦土で作物を丈夫で美味しく|肥料成分・効果・使い方

マグホスとは

マグホスとは、分類としては「苦土過リン酸石灰」とよばれる肥料です。得意技は発根促進とチッソの消化吸収。
日本の肥料メーカー「多木化学」から発売されています。

リン鉱石と硫酸を反応させる工程に、苦土原料を投入し、高温で30日以上かけてゆっくりじっくり熟成させています。とにかく根に効くリンサン肥料です。

堆積熟成していますので苦土だけでなくケイサン、カルシウム、鉄その他多くの微量要素が作物に驚くほど吸収されやすい形で含まれています。
マグホスの独特の製法は、他社ではとても真似できない伝統製法でしょう。

各成分を単に混合した製品とはまったく異なります。
特に、マグホスは原料を十分に分解させてから熟成させることによって、それぞれの成分が相互によくなじみやすくなっている点が大きな違いです。

マグホスの効果|ここ一番で、効き目の見えるリン酸肥料

稲作・畑作どちらの作物にも有効成分である「リン酸×苦土」のほか、石灰(カルシウム)も多く含まれています。
マグホスに含まれるリン酸石灰や硫酸石灰は、水溶性石灰が多く吸収に優れています。

<マグホス保証成分>

リン酸17%
苦土3.5%

<マグホス保有成分>

カルシウム ケイ酸 鉄 マンガン 亜鉛 モリブデン

保証成分として、リン酸、苦土(マグネシウム)が配合されており、それらの相乗効果で効率よく根に吸収されることで作物が丈夫に育つことから、稲や野菜・果樹に対して下記のような効果を期待できます。

  • 発根促進による初期茎数の確保
  • 軟弱徒長を抑えて、茎・葉が硬く丈夫に
  • 稲の倒伏防止による多収効果
  • 作物の品質向上
  • 果実の糖度向上、着色促進
  • 食味向上
  • 耐病性の向上
  • 体内の硝酸態チッソを消化し、健全な生育促進

など、農作物の強い味方となります。

これらの効果も認められ、マグホスシリーズとして幅広く利用されるようになりました。
なぜ効くのか、効果、使い方などをぜひご確認ください。

マグホスの効果|作物の健康維持と活力増強

マグホスの効果①苦土(くど)の働き

苦土とは、マグネシウムのことで植物の必須元素のひとつです。食味向上や糖度向上に効果があります。

効率的な吸収

苦土を加えて30日以上熟成させてから作られるマグホスは、リン酸が土に固定されにくく、作物が効率的に吸収することができます。
マグネシウムがリン酸と結合することで、土壌中の鉄やアルミニウムなどの成分と結合しにくくなるためです。

軟弱化の抑制

リン酸、苦土、微量要素の働きで、病気に強い体を作るとともに、チッソ過多による軟弱化を抑えます。

く溶性苦土配合

マグホスには速く効く水溶性と、土に固定されにくい「く溶性リン酸・く溶性苦土」を含み、しかも、比較的低濃度のクエン酸によく溶けるので、どのような土にもよく効きます。

リン酸を運搬する

苦土にはリン酸の吸収移動を助ける働きがあります。
マグホスは、苦土とリン酸の相乗効果を活かして、作物に必要な成分を根から吸収して運搬させます。

マグホスの効果②リン酸の働き

作物が必要とする3大要素N-P-Kの「P」に当たるのがリン酸です。
リン酸は、作物の根張りを良くし、発芽を助け、茎や葉が増えることを助けます。

リン酸は吸収されにくい!?

通常、リン酸は土壌中の鉄やアルミニウム、カルシウムなどの成分と結合して、難溶性や不溶性のリン酸塩に変化します。
不溶性のため、植物に吸収される割合が低いのが課題となります。

リン酸を吸収させるには・・・

リン酸と苦土(マグネシウム)を共に使うとリン酸の吸収が著しく向上することが確認されています。
この効果によって病気に強い作物体をつくり、多収による増収、苦土の効果による食味向上を図ることができます。
マグホスは、独自製法で化学反応させて「リン酸と苦土が吸収されやすい状態」に仕上げてあります。

マグホスの効果③石灰(カルシウム)の働き

石灰(カルシウム)は、マグホスの成分のうち26%と非常に多く含まれている成分です。
リン酸石灰や硫酸石灰など水溶性の石灰が多く、吸収がとても優れています。

石灰で細胞が強くなる

石灰は土壌のph度をアルカリ質に調整する効果がありますが、苦土と同様、根張りや茎葉が増えることを助ける効果もあります。

耐病性の向上

石灰の効果として、細胞組織を強くするという働きがあります。
作物の細胞壁を強化し、果実の品質向上に役立ちます。
石灰が不足すると、細胞壁が弱くなり、病害に感染しやすくなったり、生育不良を起こしたりする可能性があります。

マグホスの効果④その他の成分

マグホスの主な成分はリン酸、苦土(マグネシウム)、石灰(カルシウム)ですが、保有成分としてケイ酸や鉄、亜鉛、銅、ナトリウム、マンガン、モリブデンなど「微量要素」も含んでいます。

それらの微量要素が稲や野菜の生理バランスを整えて健全に育つ効果があります。

マグホスは連作障害にも効果的

連作障害は、単一の原因によって起こるのではなく、複数の原因が複合的に作用して起こると考えられています。
同じ作物を同じ場所で何度も栽培し続けることによって生じる連作障害は、微量要素が不足した土壌に起こりやすいと言われています。土壌中の養分バランスが崩れています。
マグホスはph調整、微量要素もバランスよく含んでいることから連作障害対策にも効果的です。ぜひご検討ください。

マグホスの使い方・施肥方法【水稲】

育苗時

元肥

40kg/10a
活着促進、分げつ促進に

調節肥

・葉色が濃い場合:60〜80kg/10a
・葉色が通常の場合:30〜40kg/10a
徒長防止、耐倒伏性の向上に

マグホスの使い方・施肥方法【野菜】【花き】

元肥

40〜100kg/10a
初期生育の安定、根の充実に

追肥

40〜100kg/10a
花芽の安定、収量・品質の向上に

マグホスの使い方・施肥方法【果樹】

植え付け時

200〜300g/本
根の活着、発根の促進

春肥

40〜60kg/10a当たり
開花・結実安定、根の充実に

玉肥、お礼肥

60〜80kg/10a当たり
糖度・着色促進、秋根の促進に

マグホスシリーズ商品紹介

ハイマグホス

成分

マグホスとは製造方法が異なり、リン酸、苦土成分を高めてあります。
リン酸 24%、 苦土 6%、 石灰 11%、 ケイ酸 9%、 微量要素を含む

特徴

効き目の早い「水溶性」と、ゆっくり効く「く溶性」のリン酸・苦土を含んでいます。
苦土の効果によってリン酸の吸収がたいへんスムーズに行われます。
根・茎・葉の増加、強健にして良品多収の基礎を作ります。

使い方・施肥方法

即効性なので、チッソ過多や生育不良時に向いています。
ただし、マグホスよりも倒伏防止効果は劣る傾向です。
生育途中の生長をコントロールする目的で散布するのが適切かと思います。同時に労力軽減にもつながります。

マグホスコートS

成分

マグホス50%、ハイマグホス30%、ハイマグホスのコーティング20%

特徴

元肥1回の施肥で初期から後期までリン酸、苦土の安定した肥効を示します。
元肥スタート時から効果があり、何よりもコーティングのリン酸、苦土が生育40日後頃から効き出すので、追肥の労力が軽減されます。

また、生育の停滞もなくなります。
水稲への施肥はもちろんのこと、サツマイモにも効果的だったという報告があります。

使い方・施肥方法

水稲の場合は、1反当たりマグホスコートSを60㎏を入れてください。
少ないと効果が顕著に出ないことがあります。

細粒マグホス

通常マグホスの形状が細粒状タイプです。

成分

普通サイズのマグホスと同じ成分です。

使い方施肥方法

1.5葉期に「細粒マグホス」を施用することで、苗を丈夫にして徒長を抑え、根張りを良くすることができるので、調子を崩しそうな苗だけでなく、もとより健康な苗に対しても非常に有効です。

マグホスのご用命は

弊社ではこれまで新潟県を中心に土壌改善、連作障害対策などの施肥指導でご好評をいただいております。

マグホスをご用命(ご購入・お見積り・お問い合わせ)は下記にてお問い合わせください。
ご購入方法も問い合わせフォーム内に記載しております。

百津屋代表

百津屋商店 代表:和田 一男

新潟県で50年。
教科書に載っていないようなコツでサポートいたします!
お気軽にお問い合わせください!!

TEL   0250−62−2232
MAIL   momozuya.suibara@gmail.com

「マグホス」は多木化学の登録商標です。
出展元:多木化学株式会社
※個体差・天候・気候・地域差があります。効果を保証するものではありません。
使用上の注意をよく読んで用法・用量を守って正しくお使いください。

「マグホス」関連ページはこちら

  • 【稲作】7月の田んぼの管理について
  • 【畑作】葉っぱで見分ける野菜の苗
  • 【畑作】冬越し野菜~春の追肥のタイミングは良く考えて~
  • 【稲作】稲刈り後、秋にしておくと良い4つの作業
  • 銀河エース|無理なく効く有機質肥料
  • 「じゃがりこ」の収穫?

  • 更新日:

    Copyright© 有限会社 百津屋商店 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.