4月に入り暖かい日が増えてきました。百津屋の桜も平年より早く開花しています。
天気が良いとなんだか体も身軽になりますよね。
種もみも準備万端
この地域では早ければ4月の終わりころ、大半が5月のゴールデンウィーク中に田植えを行いますので、田植え予定日から逆算すると、4月の第1週か2週目に種まきをすることになります。
農家さんを訪ねまわると着々と種まきの準備が進んでいました。
「催芽・芽止め」が終わり、「陰干し」のために種もみを広げているところです。
じっくり吸水させて「催芽」を行ったので種もみは良い状態です。
↓過去記事も参考にしてみてください↓
種まきの流れ
家族総出で「種まき」をしている農家さんもいらっしゃいました。
種まきの流れを簡単に紹介すると、
[事前に準備しておく]
- ”床土”だけをセットして苗箱を流し、床土をしいていく
[ここから当日]
- 床土のしいてある苗箱をセットしていく
- 床土に”水”をかけて浸透させていく
- ”種もみ”が敷き詰められていく
- ”覆土”が落ちて種もみを覆っていく
- ブラシやローラーで余分な土を”取り払い”、適度に”鎮圧”していく
- できあがった苗箱を取り上げていく
以上が種まき機での一連の流れとなります。
種まき作業中はいろいろな所で不具合が発生しやすく作業範囲も広いので、監視の目と人手は多いに越したことはありません。
機械の設定も「去年から変えていないから」と、そのまま本番を始めてしまうと計算が狂ってしまうことが多々ありますので、必ず空箱で試運転をして確認してから始めるようにしましょう。
種まき中の思わぬ盲点
種まき機の上でだけでなく、作業中に洗濯など”水”を使う仕事を始めると「水圧」が変わってしまい、水のかかり方にムラができてしまうので気を付けましょう。
百津屋商店 代表:和田 一男
新潟県で50年。
教科書に載っていないようなコツでサポートいたします!
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