米作りに込めた思い:食味分析鑑定コンクール国際大会レポート - 有限会社 百津屋商店

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米作りに込めた思い:食味分析鑑定コンクール国際大会レポート

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私たちの食卓に欠かせない米。しかし、その米一粒に秘められた物語は、想像を超えるほど奥深いものです。
今回は、世界中の米作りの達人たちが集まる、米・食味分析鑑定コンクール国際大会を訪れ、その熱気と興奮、そして米作りの極意に迫ります。
農家の方々や農業に興味を持つ皆さん、このレポートが米作りの新たな発見とインスピレーションの源になれば幸いです。

会場は新潟県 津南町

2023年12月1日、「第25回 米・食味分析鑑定コンクール」を見学するために津南町へ行ってきました🚗

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このコンクールは毎年開催される県が変わるのですが、今回が新潟県での初開催となります。
会場までの道中にものぼりが立っていて盛り上がりを感じました。

会場はニューグリーンピア津南🏨

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会場の外にはキッチンカーや協賛企業の展示ブースなどが並びとても賑わっていました。

参加者だけが味わえるもの:会場の様子や官能審査

会場内には今回出品されたすべての米が並べられていました。

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総数は5092個!😲 過酷な気象条件に見舞われた本年でも5000個を超えていました。
整然と並ぶ出品米とそれを見て回るお客さんたち、米作りに対する熱意を感じます🌾
全国、はたまた海外からも様々な米が出品されています。

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よその地域、品種を実際に見れる機会はなかなかないと思いますので良い経験になると思います。

メイン会場では”官能審査”が始まりました。
1次・2次の機械審査で優秀な得点を挙げた出品米のみが進める最終審査です。

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食味鑑定士と呼ばれる審査員たちが同じ条件で炊飯された出品米を実際に食べて審査していきます🍚

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やはり一番大切なことは「食べて美味しいこと」です。これは数字では測りきれない項目でしょう。
5000を超える出品から最終審査に進んだ米はいったいどんな味がするのでしょうか?🤔

実は我々も食べることができるんです!
審査が終わると審査員が食べたものと同じものが配布されるのです。

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早い者勝ちにはなりますが、試食することが出来ます。
パックには生産者名も品種名も無く番号のみが記載されています。先入観なしで食べるということでしょう。
一度にこれだけの米を食べ比べするということはまずないはずです🍚
見た目、香り、硬さ、粘り気、甘み、すべて違います。そしてすべて美味しいです😋
今回は3人で試食したのですが、味の好みは人それぞれ。あーだこーだと意見しあうのは楽しい時間でした。
そして今年のような気象条件下でもこんなにおいしい米を作ることができる、できる人たちがいるんだと感心させられました。

米作りに込めた思い:トークセッション

今回のトークセッション🎤では「米 かがやく:食味・美味しさから地域づくりまで」というテーマで歌手の”小林幸子さん”をスペシャルゲストに迎えて様々な業種・立場の人たちが米作りに込めた思いを語りました。
ふるさとの復興を応援するため、地域の人たちとの関係を紡ぐ架け橋、米作り農家としてのプライドなどなど。理由はいろいろありますが皆さんの米作りに込めた情熱は並々ならぬものでした。

その中でも記憶に残ったのは、津南町で農家をしている”村山周平さん”が言っていた「やはり基本が大切」という言葉です👏😌
若いころは基本を覚えるといろいろと攻めた農法も試してみたくなる。しかし結果が伴わない。
そこでもう一度基本に忠実に米を作ると収量も品質も安定した。
小林幸子さんも時々思うように歌えなくなると、昔の歌を聞きなおして基本を思い出すと言っていました。
当然にやれているつもりの基本ですが、いつのまにかおろそかになってしまっているのは誰にでもあることです。
新しい技術も素晴らしいことですが、時々立ち止まってもう一度基本を確認することも大切です📝👀

当ホームページでは農業にかかわる情報を随時発信しています。
基本の確認や新しい気付きにご活用いただければ幸いです😸

百津屋代表

百津屋商店 代表:和田 一男

新潟県で50年。
教科書に載っていないようなコツでサポートいたします!
お気軽にお問い合わせください!!
   

著者情報

和田 浩一
       

和田 浩一

       

2005年に入社し、施肥技術指導員、一般毒劇物取扱者の資格を取得。
お客様の田んぼや畑でのお悩みを聞き取り、わかりやすい指導を心がけています。 ホームページにて農家の皆さんのお役に立てる情報記事を発信中。

趣味で事務所に展示しているメダカ・熱帯魚水槽にはお客様から「癒される」とお褒めいただいています。

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