2月も半ばを過ぎますがまだまだ寒い日が続いています。日本海側は数年に一度レベルの暴風雪警報が発令されるなど、去年とは正反対のような気候となっていて、田んぼも畑もまだ雪の下です。
ですが春は確実に近づいていますし、やるべき仕事も変わりはありません。ちょっと作業場を整理していたりしたらあっという間に3月になってしまいます。段取りを確認してできる準備をしておけば心身ともにスムーズに仕事ができます。
稲作においては、県内外を問わず様々な特性を持った新品種が毎年のように発表されています。
管理の仕方や作業の時期に合わせた選択の幅が広がるという意味では良いことです。
そしてどんな品種でも最初の準備は一緒です。素質の良い種もみを選別して健苗を育ててやることが”高品質・多収穫”を目指す大切なスタートです。
一連の流れをおさらいしておきましょう。
浸種
消毒が終わったら、種籾が発芽に必要な水分を吸収させるために水に浸ける「浸種(しんしゅ)」を行います。
[ポイント]
種もみごとに吸水するスピードが異なります。10~13℃の水温で10日間ほどかけてじっくりと吸水させます。水温は高すぎても低すぎても良くありません。
最初だけは3日、その後は2日おきに水を更新します。
百津屋では浸種の最後の48時間に「ネバルくん」を投入してもらうことをおススメしています。
「ネバルくん」とは、根の発達が優れた土壌から見つかった微生物の代謝物で、安心安全な「微生物発酵有機物」です。
1Lと100mlの規格があり、500倍液で処理します。
目安としてネバルくん100mlで種もみ約40㎏分に使用できます。
使い方は簡単で、例えば浸種を10日間行う場合、9日目に水の更新と同時にネバルくんを規定量(例:水50Lにネバルくん100ml)入れて、そのまま10日目(48時間)まで浸種を行うだけです。
浸種後は水を入れ替えて催芽作業を行ってください。
これを入れるだけで「苗の根張りがバツグンに良くなる」と喜ばれています。手間はかからず、お財布にも優しいおすすめ商品です。
ボロボロと崩れる心配のない、マット状に張った根は見ていて気持ちがいいですよね。
●ネバルくんはAmazonでも手軽にご購入可能です
参考:
1Kg https://amzn.to/3Oz7zwE
100g https://amzn.to/3SPI6Sn

百津屋商店 代表:和田 一男
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