3月も半ばを迎え いよいよ春の訪れです。
春先に植える「じゃがいも」 皆さんはどのように準備をして植えていますか?
じゃがいもへの元肥
[1a当り]
タキアーゼS | 20㎏ |
綜合ミネラル宝素 | 10㎏ |
セルホス | 10㎏ |
コーボしき島9号 | 20㎏ |
上記を元肥として散布し、耕運します。
石灰肥料は必要か??
ここでお気づきでしょうか?
ほとんどの作物でやっている「石灰」をやっていません。
百津屋では土壌pHがアルカリに寄ることが「そうか病」を助長すると考え、前作の残りの石灰分で十分だと指導しています。
しかし、まったく石灰分がない状態ではじゃがいもの「ホクホク感」が出ません。
そこでじゃがいもに石灰分を補給する際におススメするのが
「カルミタス」です!!
じゃがいも植え付けの知恵!
さて、多くの方が種芋を2つまたは3つに切り分けて植えると思いますが、
植え付けの際、切り口に薬剤や草木灰などをつけてから植えていませんか?
そもそも植える直前に切り分けていませんか?
昔からじゃがいもは切り口に灰を付けて植えると病気や腐敗が出づらいといわれています。
生傷を病原菌の住まう土の中にさらせばどうしてもそこから病気がつきやすくなりますし、腐りの原因にもなります。
そこで灰を付けることでコーティングするわけです。
ならば生傷のまま植えなければ良いのではないでしょうか?
切り口が良く乾いた、いわゆる「カサブタ」状態にしておけば、前述したような心配は大きく軽減できます。
1週間前でも2週間前でも時間に余裕があるときに切っておき、0度以下にならない所でしっかりと乾かしておけば、定植の際にはそのまま使うことができるでしょう。