トマトの写真(↑)で苗のまわりに白い粒がまいてあるのですが、これは”根から吸わせるタイプ”の殺虫剤です。
まき方にコツがありまして、植穴に薬を入れてから苗を置くのではなく、苗を置いてから”まわりの土に混ざるように散布する”ようにします。植穴をほった土に混ぜてそれを戻すのが簡単ですね。

苗の真下にあるほうがよく効くだろうと思いがちですが、根に直接触れさせる散布の仕方は薬害のもとになったり発根の障害になってしまいます。
作物は新しく伸びた根の先からのみ吸収することができます。だからまわりの土に成分があることですぐに食いつくことができるのです。これは薬剤だけでなく肥料の散布の仕方にも当てはまります。追肥などの時は根が伸びる先をめがけて散布するようにしましょう。