11月14日に長ネギの収穫を行いました。
草丈は80㎝弱。所々ネギハモグリバエの被害が見られますが、葉色も良く、葉が立っています。
管理がうまくいったようですね。
収穫の準備 & 小話
まずはネギを引き抜きやすくするために畝の両面をクワで削っていきます。
ネギを傷めないように気をつけましょう。
削った断面を見てみると、、、
↑このような状態なんですが、どこか不思議じゃありませんか?
「ネギの根って、どうなってるの?」
実はネギの根は酸素を好む性質で、土寄せをすると、盛られた新しい土の方へ根を伸ばして上っていくのです。
ネギを引き抜いていく
畝の両面を削り終わったら、あとはネギを折らないように引き抜いていくだけです。
曲がりもほとんどなく奇麗に伸びてくれています。長さ、太さもまずまずではないでしょうか。
土寄せがうまくいったようですね。
この日は畝1本分だけ収穫しました。
下処理をする
収穫したネギは持ち運びやすくするために畑で葉を落としていきます。
葉を切ると断面から粘性のある透明な液体が垂れてきました。
この粘物質にはセルロースやフラクトースなどの糖類が含まれていて、旨味や食物繊維が多い、とても体に良いものなのだそうです。
鮮度の良いネギからは特に溢れてくるみたいですね。
葉を切ったものからコンテナに入れていき、最後に起こせば持ちやすいです。
切り落とした葉は畑の隅に積んでおいて堆肥化させます。
体にも良いネギを味わいましょう
ネギにはビタミン、アリシン、ネギオールなどの成分が含まれており、免疫を高めたり血液をサラサラにしてくれる効果が期待できます。
様々な料理で活躍し、寒い冬の定番の鍋料理には欠かせない食材ですね。
美味しく育てたネギをいただきながら健康な体つくりを促進しましょう!
長ネギの栽培に使った肥料
- 綜合ミネラル宝素(元肥)
- ヒューライム(元肥・追肥)
- コーボしき島9号(元肥・追肥)