百津屋の畑に人参の種まきをしてきました。
その時の作業内容とちょっとしたコツを紹介したいと思います。
品種紹介
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●ひとみ五寸人参
「根色、根形よく、肉質に優れた冬どり人参!」とのことです。
播種後110日くらいから収穫できる予定です。
種まき [5月8日]
元肥
種をまく前の準備として
0.1a(10㎡)に
- ヒューライム 2㎏
- タキアーゼS 2㎏
- 綜合ミネラル宝素 2㎏
- コーボしき島9号 1㎏
を元肥として施肥してあります。(約1週間前)
種をまく
うねに種をまいていくための溝を作っていきます。
このとき支柱などを押し当てると簡単に一定の深さの溝を作れます。
人参は好光性種子なので溝は浅く作り、覆土も薄くします。(1㎝程度)
条まきで種をまいていきます。
混ませるように種まきをすると発芽率が上がります。
両脇の土を薄く(5~10㎜)寄せていき、しっかりと手のひらで鎮圧します。
春に種をまくときは、地温を上げるために”くん炭”をまきます。(※暑い時期はやめた方がいいです)
仕上げにたっぷり水をあげて作業完了です。
人参は発芽させることが大きな試練の作物です。
ちゃんと芽が出てきてくれますように。
人参つくりのコツ
● 人参は他の野菜と違って「連作する」ことによって赤色が良くなります。
● 加湿が着色不良の原因になるので、水はけを良くしてあげましょう。
ただし、発芽するまでは乾燥させないように適度な水分を保ちましょう。
● ”根菜”類全般に言えますが、出来るだけ細かく砕土してやることで土の中の障害物を取り除きます。
番外編:大根の種まき
人参と一緒に大根の種まきもしてきました。
が、、
実はこの種、去年の余ったものなんです。
一般的に古い種は発芽率が大きく落ちるといわれています。
はたして何割くらいが発芽してくれるでしょうか。
うねは人参と同様の準備をします。
ペットボトルの底などを利用して植穴を作ります。
一つの穴に3粒ずつ種をまいていきます。
覆土、くん炭、水やりをして完了です。
それぞれの経過は追って記事にしていく予定です。