
出穂水に限ったことではありませんが、田んぼに水を入れる際に注意しなければいけないことがあります。
それは、田んぼと用水の「温度差」です。
例えば、バーベキューなどで熱々になった鉄板に冷たい水をかけると反り返ってしまいますよね?
急激な温度差によって収縮、変形してしまう現象です。
田んぼでも同じことが起こります。
稲の根が切れてしまい、最悪の場合すべて枯れてしまいます。
日中、あまりにも暑くて「稲がかわいそう」と思い、すぐに水を入れてあげたら翌日にはどんどん元気が無くなり、そのまま枯れてしまった。ということが実際にありました。
水を入れるなら、地温と水温の差が小さい時間帯、夜や朝方が良いでしょう。できればそれぞれの温度を測ってほしいです。