11月に入り2021年も残り2ヵ月となりました。
今年は夏からいきなり冬になったような気候で、作物も人間もストレスを受けたようです。
かわりに台風などの風の影響が少なかったのが幸いでした。
皆様におかれましては種まきや苗の移植をおおよそ終えられて、秋冬野菜の収穫をしている頃でしょうか?
鉢植えのサトイモ
写真は百津屋の店先で育った「サトイモ」です。
鉢に親芋を1粒だけ植えて管理しました。
決して良い環境ではなかったでしょうが、しっかりと生長してくれました。
サトイモは過度な高温や水不足にさらされると、葉が枯れて溶けてしまいますが、ご覧の通り大きな葉をつけています。
はたして、イモは出来ているのでしょうか?
力のままに引き抜く!
抜けた。
どうだ?
イモ、出来てる?
けっこう出来てる!
たった1粒の親芋からこれだけの子・孫芋が出来ました。
重量は約600gです。予想以上の収穫でした。
サトイモは親 → 子 → 孫の順に柔らかく滑らかな口当たりになります。味はどんなものか、試食が楽しみです。
ダイコンの横シマ
先日、お客様が1本のダイコンを持って来店されました。
収穫した多くのダイコンが写真のように「横シマ」が入った状態だったとのことです。
「皮をむいたら何でもないんだけど、知り合いに配るには少し見た目がねえ…」
たしかに、スーパーなどで売っている真っ白なダイコンと比べると”キズモノ”のような印象です。
触ってみると表面がボコボコしていました。
ちなみに使っている肥料は「コーボしき島9号」です。食べると甘みを感じる美味しいダイコンです。
とはいえ味より先に入ってくる情報は「見た目」ですよね。
お客様にダイコンを作付けした畑の状況をお聞きしたところ、おそらく『加湿が原因の生理障害』であると判断しました。
日当たりや風当たりは土の上での条件ですので判断しやすいものです。
水はけなどの土の中の環境も大事な条件ですので注意するようにしましょう。
百津屋商店 代表:和田 一男
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