アオミドロが出てきています
田植えは終わりましたか?
我々の地域(新潟県下越地区)では8割くらい終わっているようです。(5月15日現在)
ところで
こんな田んぼを見かけませんか?
田植えが終わって1週間程度が経ったであろう田んぼを見て回ってますと、アオミドロがどんどん広がっています。
このままアオミドロを放置していると大変なことになりかねません。
アオミドロとは
アオミドロは、水田や池に生息する藻類の一種です。特に暖かい時期に増殖しやすく、水面に緑青色の膜を形成することが特徴です。光合成を行うため、日光と栄養分が豊富な環境で繁茂します。
アオミドロの発生する原因を考える
アオミドロの増殖には複数の原因が関係していると考えられます。
- 栄養分の過剰: 土壌の富栄養化または肥料や堆肥の過剰使用により、アオミドロの栄養源となる窒素やリンが豊富になると増殖しやすくなります。
- 水温の上昇: 田んぼの水温が高くなると、アオミドロの増殖が促進されます。
- 水の停滞: 水が流れにくい環境はアオミドロが繁茂しやすい条件となってしまいます。
アオミドロの害
アオミドロが増えてくると
- 日光を遮ってしまい水温や地温が上昇できず初期生育が遅れてしまいます。
- 稲体に絡みついてなぎ倒してしまうこともあります。
- 除草にジャンボ剤を散布する田んぼではうまく拡散できずに成分が届かない所では雑草が早々に生え始め、逆に濃縮された所では薬害が発生する可能性があります。
アオミドロ対策
水の入れ替え
アオミドロが発生し始めると、水面に薄い膜のようなものが見え始めます。
この段階で水の入れ替えを行うのが一番手っ取り早いです。
アオミドロ発生後でも有効です。
軽い中干し
落水して2~3日軽く田面を乾かすことも有効です。
ワキの原因となる有害なガス抜きも一緒にできて稲にとっては非常に良いことです。
「せっかく除草剤をまいたのに水を落とすのはもったいない!」
と思われるかもしれませんが、薬剤が定着した後なら短い時間の落水なら処理層が分解されることはほとんどないので心配ありません。
(薬剤によってはその限りではない場合がありますので、ご確認のうえ実行してください)
除草剤
アオミドロに適用のある除草剤(モゲトン、アークエース、クリアホープなど)を使用すれば抑制・除去をしてくれるでしょう。
- モゲトン [ジャンボ、粒剤]: アオミドロ、表層剥離などの藻類やウキクサの専用剤
- アークエース [粒剤]: 初期除草剤 アゼナやホタルイなどの初期雑草を抑える アオミドロ、表層剥離に卓効
- クリアホープ [フロアブル]: 初期除草剤 ノビエ、ホタルイ、アゼナやSU抵抗性雑草も抑える アオミドロ、表層剥離に卓効
上記の除草剤はAmazonでも購入できるようです。ご参考にされてください。
・モゲトン(ジャンボ剤が手軽でオススメです)
・モゲトン粒剤
・アークエース
・クリアホープ
「藻にマツ」
昔から移植後の田んぼで効果があるとされ、試されてきた方法です。
やり方はとても簡単で
水口に松の枝を5~6本ほど挿しておくだけです。
松ヤニや香りの成分が効くんだとか。
薬剤的な効果は期待せず、おまじない程度にとらえた方が良いでしょう。
早めの対策を心がけましょう
田んぼのアオミドロは、適切な管理と対策によりコントロール可能です。
肥料や水の管理を適正に行い、必要に応じて物理的または生物学的な方法で対処することが重要です。
アオミドロといえども放っておいては稲にとっては何一つ良いことはありません。
ここで紹介したような対策でキレイな水面を保ちましょう。
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少しでもみなさまの参考になれば幸いです!
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百津屋商店 代表:和田 一男
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