白鳥の渡来地・瓢湖
新潟県下越地域では最高気温が10℃を下回る日がでてきました(11月21日現在)。すでに積雪が始まっている地域もあるようですが、百津屋商店としては肥料の年内配達が残っているため、雪にはもう少し我慢してほしい所です。
さて、我が阿賀野市には白鳥の飛来する湖「瓢湖」があり、今年の飛来数はすでに4000羽を超えているようです。
湖面を優雅に泳ぐ姿や群れを成して飛ぶ白鳥を見ようと、冬のシーズンは観光客やカメラマンが毎日訪れてとても賑やかです。
ですが時間帯によっては白鳥の数が大きく違います。なぜなら、、、
日中は外食に行っているから!!
とはいえけっこうな数は常にいるようなので、見に来てくれた人たちをガッカリさせるようなことはありません。また、1日3回”白鳥おじさん”による餌付けもあり、その時には鳥たちが乱舞します。
白鳥がくる田んぼ
白鳥の外食先は主に周辺の田んぼです。
車で走っていると、あちこちの田んぼでエサ(稲刈りの時に落ちた米など)をついばんでいる白鳥の姿をよく目にします。地域住民にとっては当たり前の光景です。
こういった場面を何回か目撃していると、あることに気づきます。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、
白鳥の集まる田んぼが決まっているようなのです!
あたり一面田んぼだらけなのに、決まった田んぼだけが所狭しと白鳥が集まってくるのです。そのほとんどが何年も続くリピーターなんだとか。きっと美味しい米のとれる田んぼなのでしょう。百津屋商店もそんなふうに長年愛される存在でありたいものです。
こぼれ話
田んぼにて白鳥の撮影に没頭しつつ、徐々に距離を詰めようと畦際を歩いていると、ふいに足元から不思議な物音が聞こえてきました。
はっと目をやるとそこには、、、
用水にたたずむ1羽の白鳥が。
群れから離れて自分の時間を過ごしているようでした。
誰でも一人になりたい時ってありますよね(笑)おじゃましました。